
「年末調整で“源泉徴収票をもらってきて”と言われたけど、どうすればいい?」― 学生さんからのリアルなご相談 ―
2025年11月07日 10:47
💬 ご相談内容
1年前から接客系のお仕事を始めました。
年末に親から「年末調整をするから、源泉徴収票をもらってきて」と言われました。
ただ、勤務先ではそのような書類をもらったことがありません。
現在は学生で、このお仕事だけをしています。どうしたら良いでしょうか?
👑 店長の回答
ご相談ありがとうございます。
この質問は、毎年12月ごろになると学生さんや初めてお仕事を始めた方から特に多く寄せられる内容です。
結論からお伝えすると、多くの在宅型・接客型のお仕事では源泉徴収票は発行されません。
では、その理由と対応方法を順番に解説します。
🧾 「源泉徴収票」がもらえない理由とは
契約形態による違い
お勤め先がどのような契約形態になっているかがポイントです。
弊社を含む多くの在宅型・接客型のお仕事では、**「業務委託契約」**という形式を採用しています。
これは会社に雇われるのではなく、自分のスケジュールに合わせて業務を請け負う働き方です。
一般的なアルバイトのような「雇用契約」とは異なり、報酬が「給与」ではなく業務報酬として支払われます。
源泉徴収票が発行されるのはどんな場合?
「源泉徴収票」は、コンビニや飲食店のように**雇用契約(パート・アルバイト)**として給与を受け取っている人に発行されるものです。
つまり、「給与として支払われているか」「報酬として支払われているか」で扱いが変わります。
契約の種類書類の名称発行者雇用契約(アルバイト等)源泉徴収票会社業務委託契約(個人事業主扱い)報酬明細/支払調書依頼元(事務所等)
弊社のお仕事は後者にあたるため、源泉徴収票の代わりに報酬明細が発行されるというわけです。
🧩 親に「源泉徴収票を出して」と言われた時の伝え方
丁寧に説明すれば大丈夫
親御さんが心配されるのは自然なことです。
その場合は、こう伝えましょう。
「このお仕事は業務委託契約なので、源泉徴収票はありません。」
「代わりに報酬明細をもらう仕組みです。」
この説明で多くの親御さんは安心されます。
もし心配が続く場合には、弊社で正式な報酬明細書や支払い履歴の証明を発行できます。
必要であれば、いつでもお申し付けください。
💡 学生さんが知っておきたい「年末調整と扶養」の関係
扶養範囲内であれば申告は不要なケースも
学生さんの多くは、ご家族の扶養に入っていると思います。
その場合、年間の報酬額が一定額以下(例:103万円や130万円)であれば、確定申告は不要なケースもあります。
ただし、これは家庭や所得の状況によって異なります。
もし分からない場合は、税務署やご家族に確認するのが一番確実です。
🗂️ 店長からのアドバイス
初めてこうしたお仕事をする方にとって、「契約」「税金」「明細」などは分かりづらい部分が多いものです。
弊社では、登録時や面談時に契約形態の説明・報酬の仕組み・必要書類の扱いを分かりやすくご案内しています。
お金の話をしっかり理解できると、安心して長く働けます。
何か不安なことがあれば、どんな小さなことでも気軽にお問い合わせください。
🏁 まとめ:源泉徴収票がなくても大丈夫
業務委託契約の場合は「報酬明細」が正式な記録
親から求められた場合は「給与ではなく報酬契約です」と説明
不明点があれば事務所(弊社)で明細書を発行可能
扶養範囲の判断は税務署やご家族に相談
✨ 最後に
このような「お金まわりの質問」は、とても大切なことです。
弊社では、初めてこのような働き方をする方にも、契約から報酬管理まで丁寧にサポートしています。
安心して働ける環境を整えていますので、気になることがあればいつでもご相談ください。
👉 [トップページに戻る](https://stylefree.hp.peraichi.com/)